横浜市港北区で3児の母をやっております。
このブログでは働きながらの育児にまつわるあれこれを書いております。
今回は「保活の始め方」についてです。
赤ちゃんを無事出産して、私の育休まだまだこれから~と思っているとあっという間に来る保活シーズン。
保活、少しは考えないとなあ~とうっすら思っているママも、ぼちぼち動かないとやばい!と焦っているママも・・・
初めての保活では「まず何から始めればいいの?」という疑問があるかと思います。
そこでそんなママ達の一つの参考として、私自身の体験談としての保活の流れや「ここから手を付けたらいいよ!」というところをまとめてみました。
保育園に入れようと思っているママ達の参考になればと思います!
※私の住む横浜市での保活をベースに書いていきますので、その他の自治体の必要書類等詳細は別途各自でもご確認ください!
保活の始め方 何からする?最初にやることは
保活を始めると一口に言っても、スタートする時期によってやれることは変わってきます。
私自身がいつ保活を始めたかというと、資料・情報の収集などで言えば妊娠中(産休に入ってから)にぼちぼちやっていて、本格的に見学に動いたのは夏頃から、という感じでした。
ですが、認可保育園の申込時期が迫っていて「もう時間がない!」という場合は悠長に情報収集している暇もないかもしれません。
なので、以下には時間がある場合にやると良い手順で保活の流れを書いていきますが、期日に追われている場合はところどころ手を抜くなりして間に合うように進める必要があります。
ではおおまかに、私が進めてきた保活の流れをベースに書いていきます。
保活の流れ
- 自宅から通える保育園をリストアップ
- 園のホームページや保育園情報誌で情報収集
- 立地や周囲の環境を見に保育園近辺へ
- リストアップした保育園を希望順位に並べる
- 希望順位の高い園から見学の予約を入れる
- 認可外保育園の確保
- 見学を踏まえて最終的な希望順を決める
- 保育所入所選考基準(今年度分)の読み込みと必要書類の把握
- 就労(予定)証明書の手配
- 保育所入所選考基準(来年度分)の読み込み&記入※4月一斉入所の場合
- 保育所入所申請
1.自宅から通える保育園のリストアップ
まずは自分の通える範囲にどんな保育園があるかを調べます。
横浜市の場合は区役所などに置いてあるこちらのマップが視覚的に見られて便利。
保育園の利用案内等の冊子に挟み込まれていると思います。
もしくは書店で売られている「びーのびーの」という本にも、同じようなマップが掲載されていますよ。
こういったマップで、まずは通う可能性がある全ての保育園をピックアップ。
この時点では認可保育園・認可外保育園の区別なく、可能性のあるものは全てピックアップしておきましょう!
2.園のホームページや保育園情報誌で情報収集
次に、ネットや情報誌などで各保育園の情報を収集。
所在地、自宅から保育園への距離(登園にかかる時間)、定員数、開所時間などはもちろんのこと、ホームページがあれば、どういう保育理念や特色があるのかなどを確認します。
横浜市の場合は、市のサイトに「保育施設検索」があり、そちらに一定のデータは載っています。
各家庭によって「大規模な園で幼稚園のような教育も含めて保育してほしい」だったり「家庭的な雰囲気で少人数で保育してほしい」など希望があると思います。
定員数を見るだけでも「何となくこっちの園の方が好みかな?」とイメージが少しずつできてくると思います。
それと、保育園の開所時間や立地によっては、復帰先の就労時間(&通勤時間)を考えたら無理かな、という場合もここでわかるはずです。
先ほど触れた「びーのびーの」を見ると、各園の在園児の保護者の声なども掲載されていて、どんな雰囲気なのかを知ることもできます。
こういった「見学や問い合わせをせずとも得られる情報収集」については、早いうちからいつでもできる保活の第一歩ですので、保活を意識したらすぐにしておくといいですよ。
3.立地や周囲の環境を見に保育園近辺へ(省略可)
これは時間がすごくある方だけで良いのですが・・・
私は本格的に保育園見学をする前から、お散歩がてら希望する保育園の周辺をチェックしに行ったりもしていました。
実際に歩いてみると、登園・降園の際に歩きやすいか、危険な箇所がないかだったり、周囲の環境だったりもわかります。
また、園庭が見える保育園の場合は、運が良ければ子ども達の様子が見られたりするかもしれませんね。
保育園見学をする際にもこのあたりはチェックできるのですが、もし妊娠中だったり、赤ちゃんのお散歩のついでに~という感じで外に出る機会があるのであれば、ついでに保育園チェックもしてみてはいかがでしょうか。
4.リストアップした保育園を希望順位に並べる
最初にリストアップした保育園を希望順に並べてみます。
認可保育園か認可外保育園かは区別なく、純粋に子供を通わせたい順で並べればOK。
リスト上で、認可なのか認可外(横浜保育室、)なのかを区別する印をつけておくとわかりやすいです。
5.希望順位の高い園から見学の予約を入れる
リストアップした保育園の見学予約を入れて見学に行きます。
見学は、申請する予定の保育園はできれば全て見学に行けるのがベストですが
もし時間的余裕がなければ
- まずは認可外保育園を優先
- 認可は希望順位の高い保育園を優先
こういう感じで優先順位をつけて見学すると良いと思います◎
認可外保育園(横浜保育室、認証保育所等含む)は自治体が一括して選考する認可保育園と違い、各園独自に入園希望者を募集・決定します。
入園の基準や締切日なども本当に各園それぞれです。
なので、認可よりも優先して見学に行き、どんなスケジュールで募集しているか等々、詳細を知っておく必要があります。
場合によっては見学に行ったその場で入園枠の確保をしてしまった方が良いケースもあります!
なので、見学予約の電話を入れる際に、
- その場で入園希望申込が出せるのか
- 単願のみの受付となるか(認可との併願は可能か)
- 申込できる場合は必要な持ち物(書類や印鑑等)はあるか
- 入園予約金はいくらでいつまでに振込なのか
などを聞いておくとスムーズです。
もし入園希望をその場で受け付けるということであれば、枠を確保するかどうか含めて、見学の日までに夫婦で話し合っておく必要がありますね。
で、認可外保育所を優先して予約を入れつつ、合間に認可保育園も見学を入れていきましょう◎
こちらは入園希望月によって申込の締め切りが決まっているので、できるだけそれに間に合うように予約をしていきます。
認可はある程度の基準を満たしているため、見学しなくてもいいやというママさんも結構います。
が、私の個人的な経験からだと、見学によって希望順位が変わったりもしたので・・・
できる限りでも行った方が良いかなあ~と思いますよ!
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保育園見学数 激戦区横浜市ではいくつした?行くメリット&行かないってあり?
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6.認可外保育園の確保
先ほどのステップでも書きましたが、認可外保育園の見学の中で「ここなら入園予約をしたいなあ」と思える園があったら、入園の予約をしておきます。
認可外保育園は色々なので、
「この時期までに予約しないと枠が埋まってしまう」
という園もありますし
「例年で言うと、4月時点ではまだ定員には達しない」
という園もあったりします。
もし後者のような園で気に入るところがあれば焦って予約をしなくても良いということになりますが
認可に落ちたらここに入れたい!という園が、認可の申請時期より前に枠が埋まってしまうという場合もあります。
ですので、事前に見学予約電話や問い合わせなどで情報を整理しておき、その場で予約するかどうか?を見学当日にでも判断できるようにしておく必要があるというわけです。
もし枠が既に埋まってしまっていても、キャンセル待ちのリストに入れてもらえるようだったら入れてもらうのも良いでしょう。
認可保育園と併願可能な園の場合は、認可の合否発表と同時に大量のキャンセルが出る可能性もあります。
先ほども書いた通り、予約するなら予約金として、高いと10万円とか預けておかなくてはいけない園もあり、辞退すると返ってこなかったりするので・・・
その辺(認可内定したら予約金捨てることになるけどそれでも予約するか?等)も含めて事前に心の準備をしておきましょう◎
7.保育園希望順位の整理
見学した印象や情報を整理しつつ、希望順位を確定していきます。
最初にエクセルなどにリストアップしておけば、楽に並べ替えできますね。
8.保育所入所選考基準(今年度分)把握
ここまでで保育園の希望順位などは決まっているので、あとは申し込むだけですが・・・
まずは保育園の入所選考基準について熟知しておくべく、自治体の出している保育所等利用案内を読み込みます!
年度途中の入所希望でしたら、該当する利用案内は既に配布されているのでそちらに沿って申込することになります。
なので、利用案内、ランク決定の条件など熟読して、万が一にでも書類記入ミスでランクダウンすることないように熟知しておきましょう◎
で、来年度の4月の一斉入所申込予定の場合、利用案内の配布は前年度の10月半ばからとなります(横浜市の場合)。
例:令和2年度(2020年度)の4月入所希望の場合、令和元年(2019年)10月11日(金)に利用案内配布開始
ですのでそれまでは確定した選考基準などは手に入らないのですが・・・
大まかな部分は毎年変わりませんから、既に配布になっている利用案内で良いので、できる限り読み込んでおくことをおすすめです。
その上で、来年度の利用案内が配布されたら、変更点を拾っていくという方が、直前になってバタバタしないですし、気持ち的にも余裕をもって申込できると思いますよ。
令和二年度に変更になるかもしれない重要ポイントについてはこちらをご参考↓
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横浜市保育園落ちたい場合 保留通知のもらい方!?(令和2年~)
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9.就労(予定)証明書の手配
入所申込の必要書類準備第一歩。
就労(予定)証明書(雇用証明書)を手配します。
4月一斉入所(横浜市)の場合、前年の10月1日から就労(予定)証明書の様式が配布になります。
年度をまたぐとフォーマットが変更されている場合もありますので、必ず新しい様式が公開されてから職場に記入を依頼しましょう。
横浜市の場合、利用案内の配布に先駆けて、就労(予定)証明書の様式が配布となります。
就労証明書は職場に書いてもらうので、特に育休中の場合などは郵送等でやり取りにより、完成版が手元に来るまで時間がかかったりもします。
ですので、新フォーマットが配布になったら、できるだけ速やかに職場に記入依頼を出すことをおすすめ。
紙の様式を郵送でやり取りすることでももちろん良いのですが、横浜市のホームページからPDFでダウンロードも可能です。
時期によっては就労証明書記入依頼が育休中の社員から殺到して、手元に来たらうっかり記入ミスが・・・なんてこともありえます。
間違えやすそうな場所があれば、事前に注意書きをしておくなども必要ですよ!
10.保育所入所選考基準(来年度分)読み込み※4月一斉入所の場合
横浜市4月一斉入所の場合、就労証明書の公開に遅れること約2週間で、利用案内も配布されます。
区役所等々で配布となりますが、PDF等の電子媒体でよければ、横浜市のサイトからダウンロードして閲覧できますので、公開されたら即手に入れることをおすすめします。
前年度と異なる点がないかなど、ちょっと読みづらいかもしれませんが頑張って読み込みましょう◎
11.認可保育所入所申請
保育所入所申請書類一式がそろったら申し込みます。
郵送申し込みの場合、心配な方は特定記録郵便にすると良いかもしれないですね。
私は一人目の時は念のため特定記録で送りましたが、2人目3人目の時は普通郵便で送ってしまいました!(;´∀`)
受理されると、その証拠となる受付票が数日後に郵送されてきます。
ちなみに必要書類が間に合わない(特に就労証明書など)場合でも、必着の期限までにまずは手元にあるものだけでも送ってしまいます(横浜市の場合です)。
不足書類は後日提出が許されているので、確認表上に明記して、まずは期限内に確実に受付だけしてもらいましょう!
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横浜市保育園保活 就業証明書が間に合わない場合の対処どうする?
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保活の始め方&進め方@横浜市まとめ
保育園を調べるところから、認可保育園の申請書類提出まで、大まかな保活の流れについて書いてきました。
保活始めなきゃ・・・という最初の時点では「何から始めればいいの?」と思ってしまいますが、身近な保育園をリストアップするところから。
具体的に手を動かしていくと「ここはどうなんだ?」「この辺が知りたいな・・・」など新たな疑問点も出てくると思います!
このブログでも色々書いていますが、具体的には保育園見学でどんどん質問したり、選考の不明点を区役所に聞いてみたり、どんどん動いてみてくださいね◎
保育園見学のノウハウ色々については↓こちらにもまとめてあります。
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保育園見学のまとめ 見学時期や準備やコツなどを解説!
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横浜市認可保育園の4月一斉入所申込み、今年もぼちぼちシーズンに入ってきていますが、できることから始めていきましょうー!