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お水について

赤ちゃんのミルクに水道水そのままは危険?浄水器は必要なの?

投稿日:2017年5月8日 更新日:

昔は蛇口からそのまま飲まれてきた水道水ですが

水の選択肢が増えた現在、

赤ちゃんの調乳に水道水を使っても安全なの?

と考えてしまうパパ・ママも多いと思います。

 

今回は水道水を赤ちゃんのミルク作りに使う際の注意点などについて書いていきます。



赤ちゃんのミルクに水道水をそのまま使う時の注意点

何かと心配になる赤ちゃん時期、ミルクの調乳に使う水にしても神経を使っているママ多いかもしれません。

 

「基本的には水道水、問題ないですよ◎」

という話と

「そうは言っても心配なら手軽にできる対策もありますよ◎」

という話をしていきます!

 

あまり神経質になってママが疲れてしまうのも赤ちゃんにとって問題なので、力を抜いて読んでみてくださいね(*´▽`*)

 

日本の水道水は安全性が高い

日本の水道水は飲み水としては諸外国と比べても安心安全です。

 

検査基準は非常に厳しく、

昨今心配さている放射性物質に関しても、

水道局が定期的に検査をしてその結果を公開しています。

 

湧き水・井戸水から直接家庭の蛇口に取水しているなどの特別なケースははまた別ですが

通常の水道水は公的な機関によるチェックを通った水質で

過剰に心配しなくても良いものとなっています。

 

ですが、以下に書く点では若干懸念があります。

特に体の小さい赤ちゃんの飲むミルクにそのまま使うのであれば、いくつか知識をつけておいて、注意してみても良いと思います!

 

私自身も、少々水道水は心配だったので赤ちゃんの調乳に水道水そのまま使ったことはありません|д゚)

 

貯水タンクを使っている場合は注意

マンション等の集合住宅に住んでいる場合で、

敷地内の貯水タンクから各部屋への水を供給している場合、

貯水タンクの衛生面の問題が気になります。

 

貯水タンクはマンションなどの高い建物で水圧を安定させるために、

くみ上げた水を最初に受けておく水槽のこと。

 

一時的にでも水を貯めておくため、カビなども発生しやすくなります。

 

さらにこの貯水タンク、管理がきめ細かくなされておらず

内部が非常に汚れているというケースも大いにあるらしい。

(中は錆や藻、汚泥だらけだったりすることも!)

 

貯水タンクの衛生管理についてですが

ある程度の大きさ(容量が10m3以上)でも年1回の清掃・検査義務のみ。

小さい規模のタンクでは努力義務しかなかったりするそうです・・・

 

浄水場から出たときは世界トップレベルで衛生的な水道水でも、

貯水タンク内が不衛生であれば、そこで一気に汚れてしまいます。

 

こうなると、とても赤ちゃんに飲ませたくはないですよね。

 

公園の水飲み場では蛇口からそのまま子供たちも飲んでいますが

貯水槽を介してしまうと、それとは違った水になってしまう

ということなんです。

 

残留塩素・トリハロメタンの問題

水道水は、取水した水を浄水場で浄水するときに、塩素を使っています。

 

この塩素は残留性があります。

 

殺菌力が高く、残留性があるからこそ、

一般家庭の蛇口に届くまで水を衛生的(安全)に保つのにも非常に効果があるのですが、

 

その反面デメリットもあります。

 

このデメリットとは、「トリハロメタン」。

 

残留塩素と水の中の有機物が反応してできてしまう物質です。

トリハロメタンは発がん性があるといわれています。

 

もちろん飲んでも問題のない程度の濃度に抑えられてはいますが・・・

赤ちゃんのミルクにそのまま使うとしたら?

と、特に新生児ママだったりすると心配になってしまう方もいるかもしれませんね。

 

日本の水道水は十分安全とは言え、体の小さい赤ちゃんにできるだけのことはしてあげたい!

このように心配なママは何らかの方法でトリハロメタンを取り除いて使うことも検討してみてはいかがでしょうか。

※ただし、重ねて言いますが過剰に心配する必要はないですよ!小さなリスクも知っておくことで納得できるのでこの点も書いています◎



赤ちゃんのミルクに水道水を使うには浄水器が必須?すぐにできること

これまで書いてきたように、

赤ちゃんのミルク作りに水道水を使うのは基本的に安全とは言え、リスクもないとは言い切れません。

ナツメ
繰り返しになりますが、心配なのは特に貯水槽のある集合住宅などですね!

 

なので、私としては

水道水以外の選択肢が取れるのであれば取った方がより良いとは思います。

(赤ちゃんに適したペットボトルの水やウォーターサーバーなど)

 

とは言え。

 

  • そうはいっても代わりになる水選びでまた悩んじゃう!
  • さしあたって、今日明日は水道水しかないんだけど!
  • 予算的に水道水以外あり得ない・・・

 

という場合もあるかと思います。

 

そんな場合、どうすればよいか。

コスト抑えめですぐにでもできる対策について書いていきます。

 

1.十分に沸騰させる

まず、トリハロメタンが心配、という場合の対処法。

こちらは水をある程度の時間沸騰させることで除去できます。

 

もし赤ちゃんのミルク作りに水道水を使われる場合は、

十分に沸騰(10分以上)させてから使うようにしてみてください。

 

ただし煮沸時間が中途半端だと、逆に水中のトリハロメタンの濃度が高まってしまうらしいので注意しましょう!

 

例えば沸騰して5分程度だとトリハロメタンの濃度が一時的に上がったタイミングなので逆効果です。

 

長く沸騰させることで、水道水にありがちなカルキ臭もなくすことができます。

2.浄水器を使う

蛇口に簡単に取り付けられるタイプの浄水器は、1000円台程度の予算から選択することが可能です。

 

ネット通販なんかでもたくさんの選択肢があり、すぐに届けてくれますし、何もしないよりは確実に安心できる気がします。

なので私個人としては、ママの精神的な安心のためにも、手ごろなものでも良いので浄水器くらいは使うことをおすすめ。

 

ただ、手軽に買える浄水器は気休めだという意見もありますね・・・

 

それでも我が家もマンション住まいなので(貯水槽が心配なので)

つけないよりはましかな?と思い

以前から浄水器は色々なメーカーで試しています。

 

使い勝手がよくて品質良さそうで安くて・・・で探した結果、最初に使ってたのはこれ↓

きよまろプラス※楽天ページに飛びます

これが残留塩素も除去できるって言ってる中でダントツ安かった。

大きさもコンパクトで水流もスムーズで使いやすかったです。

 

ただし、この「きよまろ」が安いのは初回限定だったので(;´∀`)

結局再度検討の結果、2回目以降リピート買いしてたのはクリンスイ CB073W-WT(←楽天のページが別タブで開きます)だったりします。。

 

ちなみに・・・!

 

我が家では調乳には別途用意したRO水(純水)も使っていましたが

大人の食事の調理にRO水を使ったりするとうっかりミルク調乳したい時にきらしたりしていたので・・・

(いちいちボトルでもらってきていたので面倒だった!)

そんな時のために浄水器の水も併用する形で使っていました。

※RO水についてご存知ない方は別記事もご参考まで。

関連記事
RO水とは?赤ちゃんの調乳にはぴったり?それとも危険?

続きを見る

 

 

最後に、浄水器を使う際の注意点ですが

家庭用の浄水器は個人責任でのメンテナンスになります。

 

うっかり試用期限を越えて使っていると、衛生面で逆効果です!

なのでカートリッジ交換を2~3カ月で必ずすることだけ注意しましょう。



赤ちゃんのミルクに水道水そのままは大丈夫かまとめ

水道水をミルクの調乳に使う際に知っておきたい

心配な面と解決策についてでした。

 

管理人の意見としては

 

  • 水道水は過剰に心配せずに使ってよい水質
  • ただし貯水槽の問題や微量の有害物質の問題はある

 

なので

ココがポイント

  • 調乳だけでも水道水以外を使えるなら使った方が良い
  • 水道水を使う場合はそのままではなく何らかの対策をして使う!

というのをおすすめします◎

 

過剰に心配する必要はないですが、限られた赤ちゃん時期だけでも頑張ろうかな?というママは参考にしてみてくださいね。

 

もう一歩進んで、ウォーターサーバーはどうかな?というご家庭向けに解説&ランキング記事も作ってみましたのでこちらもご参考まで。



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